【Vol.1】コープの水産産直をめざして 産直さばフィーレが誕生するまで
長崎県松浦市に所在する「日本遠洋旋網漁業協同組合(通称・エンマキ)」を取引先として、コープ九州と会員生協で共に進める産直商品づくりを行っています。2015年から論議をはじめ9年目を迎えています。
どうして今 水産産直なのか
組合員との交流や学習を行う中で「環境変化や資源枯渇で将来魚が食べられなくなるのが心配」「これからも安全でおいしい水産物を利用したい」「食文化を子どもたちにも引き継いでいきたい」「生産者や生産者団体と生協の信頼関係を深めたい」
とのご意見をいただいています。
そこで、エンマキの生産者が旋網漁業で漁獲する、天然魚「さば、あじ、ぶり」を使用した商品の商品化がはじまったのです。
これから数回にわたり、産直商品化の道のりをご紹介します。
会員生協組合員との交流の様子、点検の様子などお届けします。
生協の産直とは
「産地直結」を表した言葉です。以下の3つの原則に基づいています。
生産者・産地が明らかであること。
育て方・取り引き条件を互いに確認できること。
生産者・産地との交流があること。